大丈夫です

だいじょうぶ
【大丈夫】
1.《名ノナ》安心していられる(任せられる)ほどに危なげない(確かな)こと。

もともと中国で成人男子のことを「丈夫」と呼び、その中でも特に立派な男子のことを「大丈夫」と呼んだそうです。つまり、非常にしっかりしていること、非常に健康であることを表し、そこから問題ない、危なげないといった意味に派生していったとのこと。英語なら、"All right."とか"It's OK !"とか訳されます。

「さっき、そこで転んじゃった」

「え?怪我はない?」

大丈夫

これは正しいですね。問題ない、健康そのものであるという返答です。不安な状態であることを心配された際に、OK!心配ご無用!と返答するときに使うのが本来の用途です。非常に頼もしい日本語ですよね。

しかし、だ。最近の、特に若いやつにありがちな以下の用法。

「お箸はおつけしますか?」

大丈夫です

・・・?

要るの?要らないの??

これは「不要です」という意味らしい。つまりNoですね。なんでYesとかOKの意味に近い「大丈夫」って答えてるんだろうか? 無くて大丈夫ですってことなら、要りませんって言えばいいのに何でわざわざややこしくするんだろうか?

「今夜、課長と飲みに行くんだけど。来ない?」

「あー・・、あの、大丈夫です

?????????

何が、大丈夫なんだ????

これは「行きません」ということらしい。行かなくても大丈夫ですと言いたいようだ。いや聞いてるこっちは大丈夫じゃないんだけど。

日本人って本当に過度の婉曲表現が好きなんですよね。特に若い世代が。「お断り」したいときに大丈夫という言葉を使うのをよく聞く。婉曲が行き過ぎて、本来の意味とまるっきり逆になってしまっている。相手に気を使いすぎるあまりに日本語が乱れまくっている好例だと思う。飲みの誘いに大丈夫ですと返してくる奴には、正しい日本語を身につけさせるためにも、あー大丈夫なんだね、じゃあレッツゴー!と無理やり飲み屋に引っ張って連れてけばよいと思います。