稀勢の里引退

若貴以来の日本人横綱として2017年初頭に華々しく昇進した稀勢の里。それからわずか2年で引退という結果になってしまいました。

大関時代は全く怪我知らず、健康体そのものでずっとハイレベルな成績を残してきたのに、横綱の最初の場所で怪我をして、その場所は逆転優勝を果たしたものの、それ以降はひたすら怪我との戦いに。結局、2年間の横綱生活の中で、15日出たのはたった2場所だけでした。

やはり横綱になったために、かえって選手寿命を縮めてしまったのかもしれない。大関のままなら、怪我して大関から陥落したとしても、ゆっくりと平幕から再起をかけられたかもしれないが、横綱は陥落がないぶん負け続けは許されないしね。

短命で優勝は2回だけ・・・という結果からは大乃国とか旭富士とかを思い出してしまう。それでも、モンゴル勢の独壇場だった大相撲も、稀勢の里のおかげで人気回復してきたのも事実。何よりハワイ勢とモンゴル勢に圧倒されてきた平成の大相撲で、日本人横綱旭富士貴乃花若乃花稀勢の里の4人だけ。いかに稀勢の里の成し遂げたことが素晴らしいことか、それは皆わかっているはずだ。

それにしても、2年で力尽きた稀勢の里を見て思うのは、白鵬がいかに凄いかってことよ。11年も横綱やっててまだまだ強い。とうとう、平成の間に平成生まれの横綱は生まれなかった。若手の実力不足が懸念されるが、次の時代はすぐそこだ。頑張れ、高安、御嶽海、逸ノ城、そして貴景勝