読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

夏休みに見た映画

夏休み。例によって古い映画を見まくったので公開年順に記録。

禁じられた遊び(1952)

あまりにも有名で、非常に重たく辛い映画。

なんというか、子どもが主人公の映画ってちょっと怖さを感じる。本作に限って言うと、死の意味がわかっていない無邪気さ故の恐怖か。モノクロのせいもあるだろうが・・・。もう一度見たいとは思わなかった。

 ▼シェーン(1953)

シェーン、カンバーック!!!というラストシーンが有名らしい。

男前の流れ者が、迷い込んだ街でのトラブルに立ち向かう話。子供視点を加える事で血生臭さを取り除いている感がある。「一人殺したら、もう後戻りできないぜ」・・・ハードボイルド野郎のお手本のような主人公だ。

▼大いなる西部(1958)

雄大な風景、決闘の緊迫感。西部劇っていいなあと思わせてくれる作品。

途中でヒロイン交代したけど、元ヒロインはあの後どうやって生きていくのだろう。さすがに主人公とやり直すわけにはいかないか。

映画ドラえもんのび太の大魔境」の終盤でジャイアンのもとに仲間が集まってくる展開は、この映画の終盤を参考にしているそうです。

太陽がいっぱい(1960)

太陽がいっぱい 最新デジタル・リマスター版 (Blu-ray)

太陽がいっぱい 最新デジタル・リマスター版 (Blu-ray)

 

アラン・ドロンの代表作。完全犯罪ミステリー。いやーかっこいいわ。人を殺した後には腹がへるのが彼の習性なんだろうか?

ドクトル・ジバゴ(1965)

ドクトル・ジバゴ アニバーサリーエディション [DVD]

ドクトル・ジバゴ アニバーサリーエディション [DVD]

 

デヴィッド・リーン作品を随分見た気がする。感想書きそびれてるけど、「旅情」「戦場にかける橋」も見た。この映画はロシア革命時代の物語だが、ロシアの四季の風景がとことん美しい。雄大な草原と咲き乱れる花に囲まれた小屋、あんなところに暮らしてみたい。

幸薄い不倫相手のラーラのほうに感情移入できるように物語が作られているのはさすがと思う。でも、本当の妻子の行く末が全くフォローされてなかったので、あっちはどうなったん?と思った。

▼卒業(1967)

卒業 [Blu-ray]

卒業 [Blu-ray]

 

面白い!ヒジョーに!!

ダスティン・ホフマンの若き日の代表作。「結婚式場で花嫁をかっさらって逃げる」という伝説的展開はこの映画が初出であり、あらゆる後発作品にマネされまくってますね。見るまでは青春時代の美しい純愛物語みたいなのを想像してたんだけど、全然そんな生ぬるい話ではなく、話が進むにつれて、なんというかメッチャクチャな展開になっていって笑った。最後の方になるともう取り返しつかない感じになっていく。とにかくメチャクチャな映画です。サイモン&ガーファンクルの主題歌でシリアス気取ってるけど、いやいやこんな歌をテーマにするようなシンミリした映画ちゃいますやん!とか思ってしまう。

それにしても、Mrs.ロビンソンが酷すぎると思うんですが・・・。オバサンのくせに若いツバメを自分で誘惑しておいて、娘とは付き合うなという謎の忠告(結局真相は不明)をして、しまいにゃ大嘘ついてその男の人生を崩壊させる。映画史上に残る最悪女だと思うが、この映画の魅力を引き出す要素の1つになっているんですな。

 

ということで6本のうち一番良かったのは「卒業」でした。