震災5年

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▲2016/3/12の朝刊(左)と、5年前の同日の朝刊(右)

5年ってあっという間だな・・・。

福島第一原発廃炉完了は順調に進んでもあと30~40年後。気の遠くなるような年月。なんたって、これから無人環境で融解した核燃料を取り出すための技術研究をしよう、という段階だからな。着手は2021年頃らしい。

2021年といえば東京五輪も終わり、震災から10年という節目。風化していく記憶を語り継ごうという話になっているだろうし、あの日被災地で生まれた子どもが10歳になって小学校に通っているというような報道はきっとあるでしょう。そんなときに、さあこれから着手できるかどうかという状態だ。日本は次の世代にまで背負わせる巨大な負の遺産を作り出してしまった。

そして、30~40年後までには、次の大震災(関東や南海トラフ)が起こっている可能性もかなり高い。いつかは必ず起こると言われ続けてもう40年。それに、ふたたび東北に大きな揺れが来る可能性もある。いま稼働中の原発九電の川内だけだが、今後再稼働していく原発で、再度震災起因の事故が起こったとしたら、そっちの廃炉作業も追加されて・・・。そういったものはないとして予定組まないと収拾つかないけどな。

未来のための希望ある研究ではなく、過去の尻拭いのための研究をしなければならないのが悲しいが、それは原子力のない未来へ向かうための研究であるともいえる。原子力依存を終わらせるためにも、原子力の研究はまだまだ必要になるのでしょう。そちら方面に携わる人々、未来のためにどうかご尽力ください。