夢の続きをありがとう

あんたのおかげで俺は巨人ファンでいられたよ。

松井がアメリカに行こうが、由伸がケガしようが、内海が打ち込まれようが、松本が2軍に落ちようが、チームがどんなに負けようが、ずっと応援してこられたのは原監督がいたからだ。原の笑顔を見たくて、原の胴上げを見たくて、ずっと応援していた。そんな10年でした。

自分が野球を知った時の監督は藤田。そして本気で応援し始めた時は長嶋。それでも断言できる、一番好きな監督は原辰徳だ。

95年の引退セレモニーで、「今日、私の夢は終わります。しかし、私の夢には続きがあります。その言葉を約束して、今日、引退します」と語った原辰徳

その夢の続きが始まったのは2002年。最初は「原で大丈夫かよ?」とか「長嶋と比べると地味」とか、現役時代同様色々言われつつも、松井の3割50本もあっていきなりの日本一。夢の続きが叶った瞬間だったが、翌年は松井が抜けてチームも弱体化、3位転落、そして突然の解任。本人もファンも納得出来ないまま、第1次政権はわずか2年で終了。阪神との最終戦で星野監督に「必ず帰って来い!」と激励され、本人は「夢の続きをというものを胸の中にしっかりとしまいこんで、また明日から生きてまいります」と言い残して去っていった。

2年後、堀内監督が退任し、原監督の夢の続き第2章が始まった。長期政権10年で3連覇2回、日本一も2回、2012年はアジアチャンピオン含めて5冠(+WBC世界一)。文句のつけようのないぶっちぎりの成績を残した10年間でした。この10年で阿部が日本を代表するNo.1キャッチャーになり、内海がエースに育ち、育成から山口という最強リリーフが現れ、坂本という若きリーダーも出てきて・・とか書き出したらきりがないが、とにかくV9以来の黄金時代。まさに夢見心地の10年という感じで、僕らは10年間、本当に楽しい夢を見せてもらいました。

原監督、あんたのおかげでこの10年楽しかったよ。本当にお疲れ様でした。