胃カメラと静脈麻酔

30歳になったから・・というわけじゃないが、人生で初めて胃カメラを飲んできました。

ちょっと一月ほどまえから胃の調子が良くなかったので病院行ったら、若いけど念のため1回やっときましょう、と言われたので軽い気持ちで受けたのでした。

前日の21時以降は何も食ってはいけない(水はOK)ので、当日朝も食べずに出かけたんですが、わたくし、朝食とらないと体調がものすごくおかしくなる人間でして、病院行く前から腹減りすぎて気持ち悪い。そんな状態で出かけたんですが、御存知の通り今朝の関東はまたしても大雪ドッサリ。駅に着く頃にはもう靴も靴下もビショビショ。おまけに電車はなかなか来ない。体調がどんどん悪くなっていく気がする。

やっとの思いで病院に到着。予定より遅れてしまったので、息つくまもなく処置室に入れられて寝かされる。まずは水分補給の点滴を打たれ、それから喉にゼリー状の麻酔を入れられる。わりと美味しい。しばらく口に含んでると確かに喉がしびれてきた。不思議な感覚だ。

さていよいよ内視鏡挿入。緊張だ。ちなみにこのクリニックは、検査を楽にするために、静脈麻酔を打って意識を失った状態で内視鏡を入れるのです。ラクに受けられるのは良いのですが、その静脈麻酔ってのがどういうもんなのかが分からなかったので結構不安でした。すーっと眠るように意識が消えていくのか? それともプツンと意識が途切れるのか? 想像もつかないが、どういう感覚なのか若干楽しみだったり・・・。

とりあえず今は眠気もないし意識ははっきりしている。で、左を下にする姿勢に寝直し、主治医の先生がじゃあ麻酔しますね―と言って点滴を入れる。ん? まだ何ともない。で、マウスピースをはめられて、内視鏡の管が目の前に来て、え、ちょっと待ってまだ意識あるんですけど・・・

・・・あれ?

次に気付いた時は別の部屋で寝ていたのでした。もう終わったらしい。起き上がるとふらふらする。「もう少し休んでてくださいねー」と看護師さんが。時計を見ると1時間ほどワープしている。内視鏡が入ったはずの喉にも何の違和感も残ってない。何だこりゃすげえ。徐々に意識が薄れるとかそんなのじゃなく、意識を失ったことすら分からず、後から思い出すとそこで記憶が途切れてる、とかそういう感じでした。

その後も麻酔の影響でずっとぼんやりしていて、撮影した胃の内部の画像を見ながらしてくれた医者の説明もほとんど覚えていないし、病院で金を払ったことも、薬局へ向かう雪道もあまり覚えていない。その後入った吉野家の牛カルビ丼の味もあまり覚えてない。ちょっとこりゃ危ねえなと思ったので、西川口駅でタクシー拾って帰りました。雪道歩かなくていいし楽ちん楽ちん。

まあそんなわけで、人生初の胃カメラでしたが、まるっきり覚えてないので何だかよく分からなかったというのが正直なところ。どっちかっつうと人生初の静脈麻酔のほうが大イベントでした・・・ってそれこそよく覚えてないのですが。ちなみに検査結果は軽い慢性胃炎でしたとさ。薬で様子見。ピロリ菌はいなかったので、胃癌の心配は生涯ほぼないんだとか。めでたしめでたし。