アンパンマンよ永遠に

やなせたかし先生が亡くなりました。

別に僕らから下の世代のほとんどの人間にとってはごく普通のことだろうけど、いま思えば、自分の人生の最初の5~6年くらいはアンパンマン一色だったといっても過言ではありません。いや、実際には84年生まれで、アンパンマンの放送が始まったのが88年なので、3年くらいなんですけど。家にはアンパンマンの絵本とビデオとおもちゃが溢れてて、落書き帳はアンパンマンの絵で埋め尽くされていました。アンパンマン以外にも、にこにこぷんとかポンキッキとかドラえもんとかスーパー戦隊とかありましたけど、幼稚園時代の僕の頭のなかの60%くらいは常にアンパンマンが占めてたんではなかろうか。それくらい、アンパンマンは別格でした。

 幼稚園の時、このアンパンマンプリンター(1989年発売)というおもちゃが欲しくて欲しくてしょうがなくて、毎晩これが夢にまで出てきて、サンタクロースにも熱望して注文したんだけど結局クリスマスの朝、枕元にはトミカビルが置いてあってがっかりしたのを覚えています。どこでも売り切れてたんだろうなあ。結局手に入らなかったんですけど、一体どういうおもちゃだったんだろうなこれ。今見るとパッケージのアンパンマンの顔が時代を感じる。

東海地方では放送が東京大阪より若干遅れてて、結局僕はメロンパンナちゃんの登場を待たずしてアンパンマンを卒業(=小学校入学)してしまったわけで、メロンパンナちゃんをリアルタイムで見れた(見れている)同世代の都会っ子や、少し下の世代が羨ましい。アンパンしょくぱんカレーパンの男三人時代しか知らないんでね。それからキャラクターは増えながらも基本線は変わらず、アンパンマンとばいきんまんは今でも毎週闘いを繰り広げ、今年で放送25年。大山のぶ代ドラえもんの放送期間に並んでしまったわけか。

何はともあれはっきり言えるのは、幼稚園時代の僕にとって大事なことはみんなアンパンマンが教えてくれたってことです。それは僕らから下の世代はほぼ全員がそんな感じだろうし、3歳くらいまでの子供向けコンテンツとしては相変わらずアンパンマンは今でも一人勝ち状態であるということを聞くと、かつて人一倍アンパンマンを愛した(と思い込んでいる)人間としてはやっぱり嬉しくなるんですね。ああそうか時代がこんなに変わっても相変わらずアンパンマンは人気者なんだなと。特に僕の世代は第1話から見ていた(本放送を見たかは覚えてないが)第一世代なので。

そんな誇り高きアンパンマン第一世代として、アンパンマンへの愛を書き連ねさせていただきましたが・・。やなせたかし先生本当にありがとう。合掌。