過剰節電と息潜めたエコ

昨日の続き。
東京を中心に「暗闇の良さ」が見直されてるんだとか。東電が平常運転中だとしたら、真っ青になりそうな傾向ですよね。だって電気使ってもらえなかったら儲からないし。中部電力や関西電力の管轄内での節電も結構されてるみたいですが、もしむやみに節電されたら電力会社が食っていけなくなるので彼らとしては電気使いまくってもらったほうがいいのです。
今回の震災で「エコ」という言葉がすっかり息を潜めました。節電なんて直接的なエコにはなりません。被災地での移動手段は車が一番だし、原発が止まったらCO2排出を気にせず火力発電を回すしかない。何より復興のためには経済停滞が一番の敵なので、製造業命の日本は電気を使って物を作りまくる必要がある。さらにどんどん買ってどんどん捨てるという大量生産・大量消費社会を推進していく形になるわけです。エコのかけらもありません。エコなんてのは社会全体に余裕があるときにしかできないことなんですね結局。
都知事が、節電のためにパチンコをやめろ自販機を減らせと喚いてましたが、社会貢献度はともかく、パチンコ経営や飲料販売で家族を養ってる人も大勢いるわけですよね。職を失う人も出てくるかもしれない。街が暗くなれば外出する人はおのずと減っていくし、エレベーターが止まってればお年寄りや障害のある方々は外出する気になりません。暗い中仕事してれば視力も悪化します。外出時は冷蔵庫以外の全てのコンセント抜くなどかなり気合入れて節電してる自分が言うのもなんですが、最近はこの節電がさらに景気悪化を招くのではないかという気がしてきた。でも「過度の節電控えて」なんて空気にはならないだろうな・・・さすがに。