震災から10日

依然、原発不安が続きます。在日米軍に周囲80キロから脱出しろという通達が出たり、在日外国人も続々と国外に脱出していくのを見ると、むしろ海外のほうが不安におびえていて、日本国民はこんな事態が起きている割にはずいぶん冷静なのではないか、とさえ思えます。
もちろん、既に自主的に福島県を出ている人たちは大量にいるし、東海道新幹線も下り(新大阪方面)は混雑していて逆は随分空いてるそうです。しかし、スリーマイル島を超える非常事態が起きていても、「東日本脱出」を図る国民はむしろ少数派で、こんな国民がパニックを起こす図は到底想像できません。物やガソリンの買い占めなんてのはパニックのうちに入らない。
ただ、自分の家族、たとえば兄弟とかが福島に住んでいるとしたら、間違いなく「早めに脱出しろ」と忠告していると思います。もっと言うと、自分自身がもし学生で、関東に一人暮らししているとしたら、とっくに三重の実家に帰っているでしょう。仕事もないのに、余震、停電、物不足、放射線不安・・・あらゆる問題が渦巻き、決して安全地帯ではなくなったこの首都圏にとどまる意味なんてどこにもない。親にも心配かけるだけだしね。
政府には、逃げなくちゃいけない状況であれば、臆することなく「逃げろ」と言ってほしいのです。パニック発生を恐れて多くの人を見殺しにするのだけはやめてほしい。パニックと放射線では怖さの度合いが全然違う。また、自主的な移動も出来る限り推進してほしい。いや推進とまでいうと影響が大きいが、交通網や受け入れ態勢を福島県周辺あるいは関東以外の中部・関西地方で強化してほしい。福島や周辺圏から全員脱出せよ、となったときに少しでも移動人数を軽減するには、今のうちから少しずつ移動しておいてもらったほうがいいに決まってる。どうも今政府は、パニック発生を恐れて「最悪の事態」を想定できない状態に陥っているような気がしてなりません。
原発周りは電源設備が用意されて若干好転してるので、このまま収束してくれればそれに越したことはないのですが。