システム屋の夜は更けて

製造業の人は事故という言葉に敏感です。事故と言っても交通事故とか転落事故とかだけではありません。私たちの業界においては、不良品が発生し市場に出回ってしまうことをいいます。流出事故ともいいます。
システム屋、それも製品を製造するための社内システムを構築する人間は、間違ったものをリリースすると、現場で変な製品が出来上がってしまいます。それもぱっと見たら分かる不良品とは限らず、市場に出回って使用された際に発覚することもありえます。自身も2年前にやっちまいましたが、気付いたときにはもう大量に出ているという血の気の引くようなことが起こります。今はもう昔話ですが、あの時はマジで血の気引きました。
なので、システムをリリースする前には必ず上長と最終確認を行うのです。ISO9001においてはDR(デザインレビュー)と呼ばれ、出来上がったシステムの妥当性を様々な資料をもとに判定する場となります。これが終わってリリースが済むと開発は一段落。
ま、今日は半年がかりの開発のDRをやって疲れましたという話。そんだけです。特に突っ込みもなくうまくいったんですけどね。明日はいよいよリリースだー。
しかし最近、同業他社の事故があちこちから聞こえてきて、震え上がります。得意先の不祥事として新聞報道までされてたりするし。どんなに綿密に検証しても、どこかに抜けがあるんじゃないかとかいう気持ちになってしまう。そうやって必要以上の検証をしまくってるから、システム屋は残業多いんだろうな。うちはまだ少ないほうなのかもしれないけどね。