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ショーシャンクの空に

ここ最近みたやつ。どれもこれも名作です。

ギルバート・グレイプ(1993)

ギルバート・グレイプ [DVD]

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いつしか重荷になっていた家族との愛を取り戻す話。

ディカプリオもアイドル的人気が加熱しすぎて、90年代を最後にピークを過ぎてしまった感があるけど、この映画で見せる障害児の演技は凄い、凄すぎる。しかも愛らしい。

しかしやはり影の主役はお母さんか。自分自身を重荷と認めてジョニーに謝るシーン、あまりにも切ない。最後は、もう彼を解放してあげようという意思がああいう形になったのか・・・。 

それにしても「クレーンが必要かな」には笑った。そこまでじゃねえだろ!!

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994)

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純朴で心優しい男の半生を描いたヒューマンドラマ。

ストーリーが予想もしない方向に次々に展開していき楽しい。幼少時代から延々と続くジェニーとの付かず離れずの関係が軸だけど、このジェニーの行動が不可解なものが多くてヤキモキする。それだけに、2人の安息の時間が訪れたときは何ともいえない良い気分になった。

アポロ13(1995)

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これもトム・ハンクス。見ているだけでも息苦しい宇宙船の中。 それだけに最後の解放感は何とも言えない。 実話なので結末を知ってしまってるのが残念だけど仕方ないか。

ショーシャンクの空に(1994)

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やたらと映画通の人に評判がいい(allcinemaでも歴代評価1位)ので、すごーく期待して見ました。そしたら・・・やっぱりもう何も言うことはないくらい最高の映画でした。

恋愛要素皆無でここまで感動できるのだから凄い。終盤、これまでの伏線が何もかも繋がる急展開に鳥肌が立った。そうか、それが狙いだったのか・・・と。そしてラストシーン。こんなに爽やかで嬉しいラストシーンはいまだかつて見たことがない。人生の長い長い旅路の果て。希望の大切さが何十年を経て身にしみたことでしょう。

「大脱走」のオマージュを思わせるシーンがあって少しだけニヤリとした。

青空の文豪

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最近、スマホ青空文庫のビューアを入れて、古い文学作品を読んでます。とりあえず読んだのはこのへん。

おいおい坊っちゃん読んだことなかったのかよ俺!と今さら気づく。「吾輩は猫である」は小学校の頃図書室で借りて読んだんだけどな。坊っちゃんのパワフルな勢いと周囲に対する嘲り・罵りが面白すぎて何度も吹き出してしまう。これ読まずに32年過ごしてきた自分を心より恥じる。恥の多い人生を送ってきました。ってこれは人間失格ね。

人間失格は、女にモテまくるけどどうしようもない野郎(太宰本人を投影してるが)の物語だけど何でこんなに面白いのかね。そのどうしようもない野郎の目線で話が進んでいくから、こいつに同情してしまう面もあるからだろうか。

老人と海は、読む前は退屈な物語なのかと思い込んでたんだけど、スピード感あふれるアクション物で一気に読めてしまう。老人の独白と言うか、人生観がところどころに垣間見えるんだけどこれがいちいち深いんだよな。

変身は、朝起きたら虫になっていたというエキセントリックな小説。最初の方はギャグっぽくて笑いながら読んでたけど、後半はもうひたすら悲惨で可哀想。一体何を言いたい小説なんだろうかこれは。そしてこれが世界中で大ヒットしてしまうって、当時の世の中は何を求めてたんだ。

さて、次は何を読もうか。柳田國男とかちょっと興味あるな。

電気ケトルを買った

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ずっと電気ポットを使ってましたが、沸騰スピードアップと電気代削減のため、いま流行りの電気ケトルに買い替えました。一人暮らしなのに常時保温しておくのも無駄だし、小容量のこっちのほうがはるかに便利。ティファール風ですが実際にはタイガーです。

ビックカメラ株主優待券で買ったんですが、それにしても電気ケトル製品の多いこと。10年前にはこんなの売ってなかったはずだ。ぼんやりしてる間に家電の流行もどんどん変わっていってるのな。

ネットワークビジネスに溺れる若者

ネットワークビジネスってご存知?

アムウェイやら金持ち父さんやらのネットワークビジネスにハマってしまう若いサラリーマンって結構いるんですよね。ええ、私の身近にもいます。騙しやすそうな若い後輩をキャッシュフローゲームに誘ってる人たち。

社会に出てみたけど、仕事きつい割に給料は安い。こんなはずじゃなかった、こんなキツイ思いして生きてく意味あんの?とか悩む気持ちは分からないでもない。実際のところ、そういう思いから不労所得に走ってしまうんだとしたら、そうさせてしまう日本の社会に問題があるという面はあるでしょう。

それはともかくとして。ネットワークビジネス自体は合法です。それをやること自体に法的な問題はない。問題はその人に対する信用ですよね。人脈を使って金を稼ぐ、既知の知り合いを利用して金を儲けるような人間が、信頼される人間になるのか? それも自分がその仕組みをつくったのならともかく、既に出来上がってる大きな仕組みの中に自ら組み込まれにいってるだけで、その人は何も偉くない。さらにそこに自分の友人も組み込まれるように誘う。尊敬できないでしょそんな人。だからこういうことやってる人は、友だちが逃げていく。その仕組の中でしか存在感が発揮できない。

自分のやってることが恥ずかしくないなら、「俺は株やってる」「俺は不動産投資をしてる」と同じレベルで、「俺はネットワークビジネスをやってる」と堂々と宣言すればいい。だけど、普通の飲み会とか昼飯時とかにそんなことを宣言しちゃう人ってめったにいない。それはどこかに後ろめたい気持ちがあるからだ。

それに費やしてる時間と成果が見合わないってことに、そのうち気づくでしょうけど。

指の混ざり 頬の香り

星野源は才能の塊だなあ。

ドラマ「逃げ恥」の主題歌ですが、星野源のドラマでの情けない35歳童貞の姿を見た後でこのPVを見ると、めちゃくちゃ格好良くて吹いてしまう。自身に満ち溢れた表情、切れのある動き・・・。しかしいい曲だ。久々に音楽をデジタル購入したぞ。

星野に比べるとガッキーのダンスにキレがなさすぎるけど可愛いから許す。

シザーハンズ

昭和から平成に移り変わる頃まで来ました。

▼いまを生きる(1989)

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金八のような熱血教師の物語。

終盤、怒涛の悲劇的展開のおかげで忘れがたい作品になった。何の救いもないラストになるんじゃないかという気がしたが、最後のあれでちょっとだけ救いになったか。当然ながら、机の上に立たない生徒もいるのがリアルだ。

サンキューボーイ、サンキュー・・・

恋人たちの予感(1989)

こじれにこじれた男女関係の行く末は・・・みたいな話。好テンポで楽しいロマンティックコメディ。

結局、この映画の結末を見るに、男女間に友情は成立しないって結論なんですかね。ちょいちょい挟まれる老年夫婦のVTRは何やねん?と思ったらラストシーンのためのフリだったのね。

ところで、この映画より先に「カサブランカ」を見ておいたほうが良い。思いっきりラストをネタバレしてるので。

▼ゴースト/ニューヨークの幻(1990)

ゴースト/ニューヨークの幻 スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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幽霊目線で見ると、幽霊なんかよりも悪意を持つ生きた人間のほうがよっぽど恐ろしいってことがよく分かる。そして黒幕があいつだったという意外な展開。幽霊要素なくも、ミステリーだけで十分いけたような気がする。

話としては最後の別れのシーンを含めてちょっと冗長。全体も90分くらいでまとめられたと思う。

シザーハンズ(1990)

 人間よりも人間らしい人造人間の物語。

話としても美しく仕上がってて非の打ち所がない。彼を取り巻く人々も、善人ばかりではなく、結果的にそれが悲劇を生むことに。あのヤンキー彼氏も、娘は何がよくて付き合ってたのだろう・・・。ただの恋に破れたヒガミ野郎なら救いもあったのに、銃持ち出してきたらエドワードも引き下がってはいられんわな。

やけにカラフルな家や車が、アメリカ郊外の独特の雰囲気。

機能不全の民主主義

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トランプが次期アメリカ大統領に選ばれました。

恐るべきことがついに起こってしまったという感じですね。民主主義が機能不全に陥ってるとしか思えない。Brexit(イギリスのEU離脱)の時と同じく、いやさすがにないだろと思っていたら、本当にそうなってしまった。日経平均株価も一気に1000円近くを下げました。午前中のヒラリー優勢で若干上げた後の急落、分かりやすすぎる。

「メキシコとの国境を封鎖しろ」「イスラム教徒は入国禁止」「難民は全員締め出せ」「日本は核武装させてもいい」・・・こんなことを公言する、政治未経験の男が共和党候補に上り詰める時点でどうかしてると思ってたが、まさか当選してしまうって一体アメリカ人は政治に何を求めてるんだろうか。21世紀に入ってから徐々に国力を落としてきたアメリカが、このままでは世界No.1の国であり続けられない、何とかしなければということで苦肉の策に出てきたか。暴走にしか見えん。この男はアメリカを強い国になんかできない・・どころか急速衰退の決定打になりうる。

20世紀初頭から続くアメリカの長い覇権時代はいよいよ終りを迎えるのか・・・。